偏差値39の私 ☆中学校時代
中学に入学してからの私は変わらず、勉強ができなかった。また中学からの勉強は本当に難しく、授業の内容も全く理解できなかった。
今思い出そうとしても中学3年間の記憶はほとんどない。覚えているのは数学の宿題を忘れて男子に紛れて教師から「デコピン」されたり、男子からあだ名をつけられたりしていたこと。
この時ぐらいから、女子のグループというのが苦手になっていた。勉強ができない私の事をみんなが陰で何を言っているか、わかってしまったから。
1人で行動するようになると、気が楽になった。数名から「なんで最近1人なの?」と聞かれることもあったが「1人でいろいろ考えたいんだ〜」と。
あー何してもつまらないな。
そんな私に転機が訪れたのは
中2の大切なテスト(高校受験時の評価につながるテスト)で1教科1桁点数を叩き出してしまった。
さすがにこの結果を見て親が動き出した。
私は親に中学に入ってから何度も塾に行きたいと言っていたが…親は
夜遅くまで勉強しなくていい…
友達が通っているから行きたいのだろう…といろいろ言われて塾は通わせてくれなかった。
そしてその時、親が選んだのは家庭教師。
中2の冬ごろからだったか、週1回家庭教師に来てもらった。
親の願いは受験まで1年、どうにか公立高校に通えるようにしてほしいという。
家庭教師の先生はとても良い先生でした。何にもわからない私に基礎から勉強を教えてくれて、勉強のやり方も教えてくれた。
他人だからか、いままで勉強ができなかったことも話したし、どうやったら良いのかも素直に聞けた。
元々勉強嫌いではなく、「勉強ができない」だった私は、なんとかできるレベルで高校受験することになった。
ただ時すでに遅し
中3でギリギリ公立高校受験できそうな私でしたが、中2の大切なテストでの点数が悪すぎて、公立高校への受験はできなかった。
残された道は私立の誰でも合格できると言われている偏差値39の高校だった。