偏差値39の私 ☆小学校時代

小学校6年間、本当に勉強というものがわからなかった。

勉強の意味、なんでみんな勉強しているのか?

勉強ができる子とできない子(私)がいるのか、なんで小学校に行くのか?

友達100人作れば良いのか?

誰もその意味を教えてくれなかった。

勉強しなければ、しないほど、分からなくなる。でも勉強のやり方がわからない。

進級した時には新しい教科書が貰えて、勉強してみようと試みるが、勉強のやり方がわからない私には無理だった。

わからないから、テストの点数は50点以上とったことがない。成績表はいつも「もう少しで達成」に⚪︎が並んだ。

両親共働きで仕事が忙しく、私のことには無関心。

私には兄と姉(年子)がいた。兄はよく母に怒られながら勉強をしていたらしい。そんな姿を見ながら姉は一生懸命1人で勉強していた。

6つ離れで生まれた私は親の関心などなく、姉にどうやったら勉強ができるようになるのか?と訪ねても「先生の話を聞いていればわかるでしょ」と。数日先生の話をよく聞いてみたが、やはりわからない。

そんな分からない日が6年続き、私は小学校を卒業した。

 

今の私なら

国語は教科書をよんで、漢字は漢字ノートに練習する。

算数なら計算ドリルで何度も計算をして計算間違いをしないようにする。

など、当たり前にわかるが、小学校時代の私にはわからなかった。